Tuesday, May 19, 2015

【COFFEE BLOG / Ethiopia vol.2】

【エチオピア産コーヒーの概要】

コーヒー生産国としてのエチオピアについて、よく知られているのはコーヒー発祥の地ということ。古くから家庭でもコーヒーが親しまれ、客人をもてなすエチオピア流のコーヒーセレモニー(カリオモンが存在している事などは有名だと思います。

そんなエチオピアのコーヒー生産量ランキングは、ブラジル、ベトナム、コロンビア、インドネシアに続く世界第5位の生産量(635万袋≒3億8100万kg, 2014/2015年)を誇り、アフリカ最大の生産国です。
コーヒーや穀物を含めた農業の占めるシェアは対GDP比で約45%となっており、重要な産業といえますコーヒーに限って言えば、輸出総額の約80%を占めており、重要な外貨獲得資源となっている一方で、生産量の約半分は自国消費がなされています。
ちなみに、エチオピアでのコーヒー生産は、小規模農家が約95%を占めており、2ヘクタール(=20,000㎡=140m四方)以下の土地で生産をしています。そして残り5%が近代的な設備を要したコーヒー農園となっています。



一般的なエチオピアのコーヒー生産システムについて触れていきたいと思います。基本的には4つに分けられます。(1)自然な野生木、(2)日当たりなどがある程度コントロールされたエリアでの自然栽培、(3)農家の敷地内でのガーデン栽培、(4)輸出を目的とされた農家や民間投資家によるプランテーション、これらの4つです。
限られた生産者による疫病対策の農薬使用を除き、エチオピアのコーヒー生産者は元来農薬を使用せずに自然栽培を行っているため、生産者や輸出業者はオーガニックコーヒーと言っていますが、国際的なオーガニック認証を得るまでには至っていません。
精製方法については、70~80%のコーヒーは非水洗式で精製され、20~30%が水洗式で精製されたものとなっており、特に日本では非水洗式が好まれ、アメリカを含むその他の消費国では水洗式コーヒーの輸入が多くなっています。

エチオピア国内でのコーヒー生産量の約半分は自国消費にあてられると先ほど述べましたが、基本的にはEthiopian Commodities Exchangeが定めている輸出クオリティー以下の物が自国で流通します。にもかかわらず、販売価格に関してはローカルマーケットでの価格の方が高いという報告もUSDA内で上がっています。

エチオピアはアフリカ大陸で唯一植民地化をまぬがれた国であり、人々はとても気品があり、礼儀正しく、落ち着いた性格の方が多いようです。エチオピアの経済規模は世界第84GDP475.3億ドル(2013年)で、1人当たりGDPでは505.0ドル(2013年)と決して豊かとは言い難い経済状況ですが、コーヒーの自国消費が盛んな事は、やはり自国の伝統・文化を大切にしていることの表れなのかもしれません。

次回は、そんなエチオピアから届いたROUND POINT CAFE取扱コーヒーについてご紹介していきたいと思います。



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